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コラム

9月の萩——まだ残る夏

9月も半ばになったが、萩にはまだ夏が残っていた。今日から萩に来ている。今回は2週間ほど滞在する予定だ。残念ながら、相方と猫は、博多で留守番。相方は月曜から京都に行って「アーマードコア」のコンサートに行くらしい。明倫館でバスを降り、コワーキングスペースで滞在中の利用...
コラム

昨日のAppleの新製品について思うこと

昨日9月10日、Appleの『Awe Dropping』イベントが開催された。毎年リアルタイムで観ているわけでは無いが、翌日朝一で何が発表になったのかを確認する程度にはApple信者だった。しかし、今年はそれもしていない。ちらっと日経のヘッドライン...
コラム

津本陽に見る理想のハードボイルド

私は昔からハードボイルドが好きだった。大藪春彦、北方謙三、大沢在昌、船戸与一、黒川博行、ちょっと変わったところでは矢作俊彦。もちろん海外の作家であれば、レイモンド・チャンドラー、ダーシル・ハメットなどの作品も愛読した。ハードボイルドは作家や作品も多く、か...
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Claudeアプリ版エクスポート機能の文字化け問題と実用的な対処法

皆さんは利用されているAIとのやり取りについて、バックアップは取っているだろうか?私は、Claudeデスクトップアプリを使っていて、バックアップは標準のエクスポート機能を使っている。しかし先日、意外な問題に遭遇した。「設定...
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厄払いという名の心の保険

私は数えで61歳になる。本厄だ。本来であれば正月に厄払いをしなければならないが、少々行き違いがあって、前厄の厄払いを8月にしたこともあって、相方と一緒に昨日行ってきた。行ったのは「厄八幡」として親しまれており、全国的にも有名な厄除け神社である「若八幡宮」だ。若八...
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散歩は歩くジャーナリングである

5ヶ月ほど前にジャーナリングを始めて、それ以来いくつかジャーナリングについてのエッセイを投稿してきた。当時、公私共に悩み事が多く、心が落ち着かず、ストレスも溜まっていた時期だった。何かその状況をコントロールする方法はないか探っていた。ミドリのノートや手帳に、思いつくままのことを書いてみた...
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佐藤正午とレイモンド・チャンドラー

私のペンネームは『佐藤正子(さとうしょうし)』だ。変な名前、と思った方も多いと思う。プロフィールにも書いたが、私は小説家の佐藤正午を非常に尊敬しており、その文体に憧れている。佐藤正午は1955年長崎生まれ。デビュー作は1987年の『永遠の1/2』で、時任三郎、大竹しのぶなどのキャスティング...
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大瀧詠一と封印された記憶

ここ数日体調がすぐれなかったこともあり、また相方が法事で家にいなかったこともあり、夜寝る前にYouTubeを観ていた。たまたま、目に付いたのが大瀧詠一の楽曲だった。ペパーミント・ブルー君は天然色A面で恋をして当時の情景が蘇ってきた。これらの曲がリリースされたのは1980年代初頭。私...
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久し振りの腹痛と気付き

昨日は、激しい腹痛に襲われて寝こんでいました。一昨日の夕方から調子は悪かったのです。夜に二回ほど痛みで起き、朝になっても痛みは引かないどころか激しくなってきました。法事のために出かける準備をしていた相方に無理を言って新幹線の時間を遅らせてもらい、車で病院に運んでもらいました。彼女には申し訳...
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新しい執筆フローにおけるiPad miniの役割

新しい執筆フローにおけるiPad miniの役割わたしの執筆フローは、ほぼ完成されたと言って良いでしょう。すなわち、メモや下書きはDrafts、執筆はCursor、優れた編集者兼ファクトチェッカーのClaude、そして原稿管理・原稿保管庫としてのObsidianと原稿バージョン管理のGit...