MacBook Pro vs MacBook Air論争にも終止符を!

コラム

先日、WindowsとMac、MacとiPad論争に終止符を打ちました。今日はYouTubeでよく見かける、MacBook ProとMacBook Air論争にも終止符を打ってみたいと思います。

まず、大原則が2つあります。1つは、お金があり余っているひとは、迷わずM4 Maxで最大スペックのMacBook Proを選びましょう。遠慮することはありません。メモリもSSDの容量も最大でいきましょう。最新のローカルLLMが動きます。

次に、仕事で使うひともMacBook Proにしましょう。スペックは会社の予算やROI次第です。自分の稼ぎに応じてスペックを変えれば良いです。稼ぎが少ない方は、もしかしたらMacBook Airの方が良いかもしれませんが、これはコストなのではなく、投資なのです。思い切っていきましょう。

上記の原則に当てはまらないひとは、次のステップにいきます。

趣味でYouTubeをやっておられるひと、つまり動画を自分で編集されているのであれば、MacBook Proがよいです。ただし、所詮趣味なので、スペックは低めで大丈夫です。カスタマイズなしの吊るしのなかから予算に応じて選択すればよいです(YouTubeで収入を得ているひとは上記の仕事で使う方に準じてください。ここでは対象外です)。

ただし、M4 Pro以上を選ぶひとは、自分のライフスタイルによってMacBook Proではなく、Mac miniやMac Studioも選択肢に入ってきますので、外出先で動画編集するユースケースがないのであれば、MacBook Proである必要はありません。動画編集を外でやることはないけれど、他の用途でも使っていて、外に持ち出すことがある、ということでしたら、MacBook Proがよいでしょう。デスクトップとラップトップの2台を買うよりは、MacBook Pro1台のほうが安いからです。

動画を編集しないひとにはMacBook Proは不要です。MacBook Airを選びましょう。もちろん、外で使わないなら、Mac miniという選択肢もありますので、ご自分のライフスタイルに応じて選んでください。このカテゴリのかたは、M4 MacBook Airである必要すらないかもしれません。M3/M2、場合によってはM1 MacBook Airでも良いかもしれません。中古や整備品が安く売られていますので、Appleの整備済製品情報やAmazonのタイムセールなどをときどきご覧になるとよいです。

以上のとおり、ふつうのひとには、MacBook Airで事足りると思います。税金関係などで地方自治体のサイトを使うことがないとか、印刷すらすることがない、というひとは、むしろMacBook AirよりもiPadのほうがよいかもしれません。しかも、Apple Intelligenceを使わないのであれば、iPad(A16)でも大丈夫です。Apple Intelligenceを使いたいのであれば、iPad miniかiPad Airがよいでしょう。画面サイズはご自分の体力と相談して決めればよいです。普通のひとには11インチをオススメします。

MacBookの画面サイズも気になると思います。これも、そんなに難しいお話ではなくて、老眼のひとは大きなサイズを、外付けのモニターを使うひとは、小さいサイズでもOK。外に持ち運びたいひとは小さいほうがいいでしょうが、これはあまり考慮しなくてもよいです。ふつうのひとは、まぁ、そんなに持ち歩かないです。一部のマニアのひとが、気にすればよいポイントです。

さて、いろいろと書いてきましたが、要は、YouTubeなどをやっていないふつうのひとは、MacBook Airにしましょう。YouTubeで動画編集をしているひとは、MacBook Proのほうがよいと思いますが、そこで収入を上げることを目的としていないのであれば、高スペックである必要はないと思います。MacBook Airでも十分に動画は編集できます。

いっぽうで、これらのことがいっさい通用しないカテゴリのひともいます。それは、Apple信者のひとたちです。わたしを含めて、このカテゴリのひとは、論理とか常識とか関係ないです。すべてがAppleへの愛によって決断が下されます。大きかろうと小さかろうと、お金があろうとなかろうと、そんなことは関係ありません。気づいていたら、ポチっていた。そういうものなのです。

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