アナデジタルの運用は、順調です。プランニングとログを会社のMacBook Proでやるようにしたため、結局アナデジタル の運用対象になっているのは下記のタスクです。
- アイデア出し、ブレスト、下書き
- ジャーナリング
- 仕事のホワイトボーディング
1はiPad ProとiPad miniを、3は先日購入した新型iPad A16を使います。2については、iPhone純正のジャーナルアプリに移行しました。
順調ではあるのですが、ひとつ困ったことがありました。
それは、iPadに手書きした字が下手くそであることです。紙と同じ書き心地になるというフィルムを貼ってみたり、いろいろ試してみたのですが、どうも上手くいきません。
字が下手くそだと、モチベーションが下がります。続かないし、読み返しもしない。読み返さないノートは情報としての価値がありません。
解決策はひょんなことから見つかりました。Goodnotesの拡大鏡機能です。これを使い、習字だと思ってバランス良く書くようにすると、なかなか良い字が書けることがわかりました。等倍に戻すと、文字が小さく引き締まった感じになります。
習字のつもりで書くことと、もうひとつ意識していることがあります。それは、書けない字があっても放置しないことです。
手書きでアナデジタルしていると、結構忘れている漢字があることに気付かされます。多分、パソコンの日本語変換ソフトを使っていることの副作用だと思うのですが、学生のときには書けたであろう漢字が書けません。
こういうときは、ちゃんと辞書で調べ、書けるようにしておきましょう。そこをいい加減にひらがななどで誤魔化していると、わたしの場合、読み返したいものになりませんでした。読み返していて、気持ちが萎えるというか。
ですので、アナデジタルに使うアプリは、拡大鏡の機能がなければなりません。残念ながらGoodnotesの拡大鏡の機能はほかのアプリにはないようです。しかし、純正アプリのフリーボードはピンチインとピンチアウトで拡大、縮小が可能です。
あとで気づいたのですが、Goodnotesでもピンチインとピンチアウトできました。わざわざ拡大鏡を使う必要はありません。残念ながら、純正メモアプリは拡大はできませんでした。このアプリはアナデジタルに向きません。普通にキーボードで入力するメモとして使うべきでしょう。
結果として、アイデア出し、ブレスト、下書きはGoodnotesとフリーボードの併用になっています。noteの記事のアイデア出しとか下書きにはGoodnotesを使っています。
小説のアイデア出しやプロットはどんどん発想が広がっていくことが多いので、フリーボードです。仕事のホワイトボーディングもフリーボードですね。型にとらわれず、自由な発想を得たいときは、フリーボードが良いように思います。
いかがでしょう。iPadで手書きしていて、どうも字が上手く書けないという方は、ぜひ拡大機能を使ってみてください。気のせいか、Apple Pencilの書き味まで違って感じられます。
前にも書きましたが、これをやると、紙の手帳の字も上手になるようです。また、書けなくなっていた漢字を書けるようになるのも、大きなメリットだと思います。字を丁寧に書く癖がつくと、気のせいか人生も丁寧に生きているような気分になります。オススメです。