デジタルとアナログをどのように使っていくのか、使い分けていくのか、昨年から様々な試みをしてきました。それにともない、使用するデバイスも変遷を重ねてきました。今日は、現段階でのわたしの結論、現在の運用を書いてみようと思います。
まずデジタルですが、仕事とプライベートに分けて見てみましょう。
仕事では、会社貸与のMacBook Pro(まだIntel版。4月にMチップにリプレース予定)とiPhone16、個人所有で会社管理を許可した無印iPad A16を使っています。
このうちMacBook Proをメインに使っていて、オフィスやリモートワーク時の書斎ではほとんどこれを使って仕事をしています。わたしのプランニングとログのサイクルも原則このデバイスで行います。
iPadはサブ機的な扱いです。とはいえ、MacBook Proを開けないとき、たとえば移動中のタクシーの中や電車のなかで仕事をするときはほとんどメインデバイスになります。わたしは地方出張が多く、移動する時間が結構馬鹿になりません。
また、オフィスアワー以外の時間帯や休日にちょっと仕事をしたり、メールやSlackをチェックするときにもiPadを使います。わざわざMacBook Proを開くまでもないとき、さっと仕事ができるため重宝しています。
iPhone16はiPadですら開けないようなときに使いますが、聞き専のWeb会議やとっさのメールチェック、Slackチェックくらいにしか使っていません。電話も緊急でかかってくるものくらいなので、事実上テザリング専用機になっています。
プライベートでは結構デバイスを整理整頓しました。現在のところわたしが使っているデバイスは、Mac Studio、Macbook Air、iPad mini、iPhone16eです。
わたしの過去記事をご覧になっていたら、あれ、iPad Pro13インチはどこ行った? と思われた方もいらっしゃるかと思います。はい、正直に告白します。M4 MacBook Airにリプレースしました。
これには理由があります。わたしは、この春から2拠点生活を送ることになります。1拠点は現在在住している福岡で、もう1つの拠点は山口です。だいたい月の3分の1は山口にいることになりそうです。
そのため、山口にいるときに執筆その他作業をするのに必要なデバイスが必要になります。そのデバイスとして、iPad Proを使うか、MacBook Airにするか、かなり悩みました。その結果、MacBook Airを選んだのです。
以前も書きましたが、わたしのデジタル生活のほとんどはiPadで完結する、というのはその通りです。ただ、非常に稀ではありますが、どうしてもパソコンを使わなければならないとき、というのがあります。
山口の拠点でも同様なので、こういう決断をしました。まぁ、これはほとんどお役所対応のせいといってもよいです(お役所関係の手続きがiPadOSやiOSに対応していないため)。
別の視点で見ると、iPad ProとiPad miniの選択の結果がiPad miniであった、ということもいえると思います。これも悩んだのですが、わたしの用途ではiPad miniがベストチョイスでした。手軽さ、柔軟さ、電脳パンツとして最適なのはiPad miniでした。
さて、ですので、Mac Studioは福岡における母艦として使用することになります。MacBook Airは山口における母艦兼巡航艦といったところでしょうか。山口には以前福岡で使っていたPixivのモニターを持っていこうと思っています。
iPad miniはいつでも、どこでも汎用的に使用します。執筆、読書、手書きメモ、動画視聴など、ほとんどのタスクはこれでやることになります。
iPhone16eでは、電話、メール、メッセージはもちろん、ジャーナルや健康管理(「あすけん」への食事記録入力、体重計連携など)、noteの最終チェックと投稿に使っています。
iPhone15 Proのときは、重いのとかさばるのとで、だいたいカバンの中に入っていて、ほとんどテザリング専用機でした。しかし、iPhone16eにした途端に肌身離さず持ち歩くようになったのは想定外でした。
次はアナログです。これも仕事とプライベートに分けてみましょう。
仕事で使っているのは、MDノート B5です。これをPLOTTERにセットして持ち歩いています。オフィスやお客様先で、MacBook ProやiPadを使えないときに使っています。アナログのメモは必ずiPhoneかiPadでスキャンしてログに添付するようにしています。
プライベートではMDノート A4変形です。これをorbitkey Leather Compendium A4にセットしています。もっぱら書斎でアイディア出しや頭の整理をするために使っています。これも必ずiPhoneかiPadでスキャンして、Goodnotesのブレスト帳に読み込むようにしています。
仕事でもプライベートでも、ちょっとしたメモをとるときはMDノート A7を使っていて、カバンのポケットに放り込んであります。いろんなメモ帳を使いましたが、紙の質と書きやすさで、結局ミドリのMDノートに落ち着きました。
状況によってはiPhoneでさっと写真を撮ってメモ代わりにしたり、メモアプリにテキストとして残したり、オーディオ録音で音声メモとして残したりしています。
こうしてみると、やはり主力はデジタルですね。アナログはデジタルでカバーできない部分をサポートするために使っている形になります。
アナログで書いたものも情報として散らかるのがいやなので、できるだけスキャンしてデジタル化するようにしています。そうしておくことで、あとあと見直したり、検索して活用することが容易になります。
いかがでしょうか。デジタルとアナログの使い分けには悩みを抱えておられる方も多いと思いますが、なんらかの参考になれば幸いです。
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