以前、モーニングページを始めて1週間経った頃のお話を書きました。

その後2か月ほど経ちましたので、現状どうなっているかをご説明しましょう。
結論から言うと、何度か過去の投稿で書いてきた「デイリープラン」の一部として、モーニングページは続いています。過去の投稿ではモーニングページではなく、ジャーナルと書いたりしていますが。
厳密に言うとモーニングページとジャーナルは違うもののようです。モーニングページとは朝の時間を使って思いつくままにページを埋めるもので、特に書く内容に決まりや制限があるわけではありません。モーニングページを広めた『ずっとやりたかったことをやりなさい』という本の中では、
- 朝起きてすぐ取り組む
- ただ手を動かして心に浮かんだものを書き留める
- 3ページの余白を全て埋める(但し、日本語の場合A4の紙1ページでもOKらしい)
という3点が書かれているだけです。一方で、ジャーナルも一定の時間内に頭に浮かんだことをノートや手帳に書き出すことなので、同じように見えます。元々の目的が、モーニングノートでは創造性の回復にあるのに対して、ジャーナルは主に体験と向き合って心を解放させることにあると言われます。
でも、まぁ、大して違いは無いのかな、と私は思っています。どちらにしても大事なことは、今気になっていることを、潜在下にあるものも含めて意識の上まで露出させ、明確に認識することです。そうすることによって、漠然とした不安やストレスを無くすことができます。
私の場合、上記の通りデイリープランの中に組み込んでいますので、毎朝会社に着いて最初の30分で、その日のスケジュールやタスクの整理と共に書いてしまいます。
ジャーナルと、スケジュールやタスクの整理のどちらを先にした方が良いかというと、この2か月の経験ですと、スケジュールとタスクの整理を先にやった方が良さそうです。そうすることで、自分のやらなければならないこと、気になることが目の前に提示されている状態になるので、ジャーナルも書きやすいです。ジャーナルを先に書くと、書くことが思いつかなくて苦痛に感じることもあります。
ただ、実際は、スケジュールやタスクを整理してジャーナルを書いているうちに新たにタスクに気付いたりするので、相互補完的なものなのかも知れません。その意味でもデイリープランとして朝の30分で両者を同時にやってしまうことには意味があるように思います。
ジャーナルはiPhoneのジャーナルアプリでやってみたこともありますが、結局書きっぱなしになってあとで見返すことがありませんでした。手書きのノートに書くと、数日前のジャーナルを読み返したりして、新たな気付きがあったり、抜け漏れに気付いたりすることもあります。ただ、アプリのジャーナルは、Apple Intelligenceの学習要素として使われそうな気がするので、アプリのジャーナルを書く方が今後はいろいろと面白いことがあるのかも知れません。
あと、私は量的にはモレスキンラージノートの1ページを隙間なく埋める程度を目標にしています。ただ、結構これも難しくて、毎日のことになると1ページとは言え空白を埋めることは大変です。最初は無理矢理ひねり出して書いたりしていましたが、途中で半分とか、ページが残ってもあまり気にしないようにしました。それよりも、毎日続けることの方が大事な気がします。
特に私の場合、毎日noteの記事を書くということも自分に課していますので、あまりジャーナルが負担になると、noteの執筆の方にも悪影響があるような気がしています。義務や負荷にならないように、自分が書きたいように書く。そういう意味ではジャーナルもnoteの記事も私にとっては同じようなものなのかも知れないです。
ジャーナルについてこの2か月を振り返って感じたことは以上です。続けるコツは、
- デイリープランに組み込んでルーティン化すること
- 全てを埋めようと義務になったり負荷にならないようにすること
- アナログで書き、時々読み返すこと
かなと思います。ジャーナルを始める前と比べて、確実に精神的なストレスや不安を感じなくてもすむようになっていますので、是非一度試してみることをお薦めします。
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