昨日は暑かったです。萩も予報では35℃を越えました。実際は34℃くらいだったようです。朝吹いていた風も8時ころには止んでしまい、体感温度はかなり上がりました。
さすがにこのまま家で執筆を続けるのは厳しいと思ったので、萩市立萩図書館に行くことにしました。図書館は明倫館のすぐ傍にあります。西回りのまぁーるバスで市役所まで行き、そこから徒歩。ドアツードアで20分ほどでした。
こじんまりとした建物ですが比較的新しいように感じました。清潔で明るくて、オープンな印象です。もともと、初めて萩に訪れたとき、明倫館からこの図書館を見ながら町を散策したのですが、ああ、ここに通いたい、と思ったことを覚えています。
わたしが図書館に着いたのは9時半頃です。学生や市民の方々もすでに多くいらっしゃいました。暑いので涼むのが目的の方もいたのではないでしょうか。特に入るときのチェックは無く、本を借りない限りは身分証などの提示も不要のようです。
二階に学習室があるという情報をネットで調べていましたので、二階に行きました。ざっと40、50席はあるでしょうか、窓際に個別席、部屋の中央に衝立で区切られた平テーブルと椅子が備えてありました。個別席も2種類あって、電源が使える机とそうでないものがあります。
わたしは電源を使える机に座りましたが、M4 MacBook Airなのでバッテリの持ちは心配ありません。電源は無くても良かったのかも知れませんが、iPhoneによるテザリングをしていたので念のためです(あとで図書館専用のWi-Fiがあることに気づきました。次回はこちらを使ってみます)。
静かで涼しく、とても快適でした。9時半から13時過ぎまで、あっという間でした。我ながら凄まじい集中力だなと思いました。なにせ、この4時間あまりで小説の第2話、2万文字弱を書き終えたのですから。
これほどに集中できたのは、静かで涼しかったということはもちろんですが、他にも同じ学習室で集中して勉強をしたり、作業をしている人たちがいることもあったかもしれません。独りではない、でもお互いの干渉はしない、沈黙の中での心地よい緊張感が集中力を上げてくれたのではないでしょうか。
これは十分に有効な選択肢に値すると確信しました。自宅で執筆するのもよいですが、状況によっては図書館で執筆することも選択肢に入れておくべきですね。今回は本を借りませんでしたが、図書館だけに文献にも事欠かないでしょう。次回はどういった所蔵があるのか、見てみたいと思います。
図書館を使う前は、どうしても暑くてしょうがないというときは、明倫館のコワーキングスペースを使って執筆しようと考えていましたが、図書館の方が良さそうです。無料と言うこともありますが、何よりも図書館を使っているというシチュエーション自体が、執筆のモチベーションを上げてくれます。ITの仕事はコワーキングスペース、小説の執筆は図書館、と使い分けていこうと思います。
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