朝から蝉が鳴いています。
今年は梅雨が短く、夏が来るのが早かったので、蝉がちゃんと土から出て木に登って鳴いてくれるのだろうかと心配していました。しかし、わたしが萩に来て夏が訪れた初日、きちんと鳴いてくれていました。
ミンミンゼミ、アブラゼミ、ツクツクホウシの声が混じって、朝方はもうヒグラシの鳴き声も聞こえました。待ちに待った夏が、夏らしい夏が来てくれたわけです。
連日の猛暑で夏どころじゃないと仰る方もいらっしゃると思います。今日は萩での夏の始まりについて少し書いてみようと思います。
萩の気温はもちろん30℃越えています。32℃から33℃くらい。しかし、朝晩は潮風でしょうか、良い風が吹いていて涼しいです。半袖短パンで散歩していると肌寒いくらい。
昨日は午前中本業のITの仕事をしました。午前中も昼近くまで家の中を風が通り抜けて、扇風機やエアコンが必要という感じではありませんでした。
昼近くなって、庭の草むしりをするための軍手と土用の丑の日の鰻を買うために、いつも歩いていくところとは違う大きめのスーパーに行きました。さすがに歩くのは躊躇われる暑さだったので、萩循環まぁーるバスの「晋作くん」に乗りました。
家に帰ってきたのは14時前で暑さも盛りでしたが、家の中は朝と同じように爽やかな風が通り抜けていて、涼しいのです。結局そのまま夕食まで執筆に専念しました。
決してクーラーが入っているような涼しさではありません。暑いことは暑いのです。ただ、都会の暑さとはちょっと違う暑さ。窓から入ってくる風が涼しさを運んでくれ、蝉の声が暑さよりも涼しさを感じさせてくれる、そんな、むかし、子供のころ感じていたような夏の暑さなのです。
クーラーなんてない時代。あってもそうそう簡単に使うことはなかった時代。そんなときのことを思い出しました。もちろん、もしかしたらそうやって熱中症になってしまうお年寄りが多いのかもしれないので、わたしもお年寄りの端くれとして、ちゃんと水分を摂っておきたいと思います。
そんなこんなで暑さを忘れて執筆に専念していたら、夕食の時間が来ました。Discordに繋いで、また相方とオンラインフレンドたちのゲーム音声を聴きながら鰻を食べました。夜も執筆を続けたかったので、アルコールは無しとしました。
萩は夏でもクーラー無しでいけます。夜も実は寒い気がして窓を締めて寝ていますが、熟睡できています。今朝なんて、目覚ましを付けていなかったのに、朝5時ちょっと過ぎに自然に目が覚めたくらいです。とは言え、まだ夏も始まったばかり。久し振りにワクワクする夏が始まりそうです。
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