散歩しながらメモをしたい!−歩いているときに浮かぶアイディアをキャッチする方法

コラム

萩に来てから、毎朝1時間、散歩しています。もともと福岡でも毎朝散歩していたので、なにか習慣が変わったわけではないのですが、環境が変わるとまたひと味違う散歩になります。

また、福岡での散歩と比べて大きく変わったのは、音楽やAudibleを聴きながら散歩しなくなったということです。歩いているときに感じる空気の流れや、鳥のさえずり、海の音。これらをイヤホンで封じてしまうのはあまりにもったいありません。わたしはいま、しみじみと季節を味わいながら歩いています。

とはいえ、ひとつ困ったことがあります。歩く環境が良いせいか、いろんな思い付きやアイディアがわいてくるのです。iPhoneも持ち歩いているので、それを取り出して音声メモを取ればいいのですが、歩いている途中でその動作をやることが意外にめんどうです。

そこで、いつも身に付けているApple Watchでメモを取ることができないか、調べてみました。

ChatGPTに聞いてみたり、検索をしてみたりしましたが、どうも情報が錯綜しています。ある情報ではApple純正のメモ帳にメモを残せると書いてあったり、オーディオレコーダで録音できるといった記述があったりしますが、わたしのApple Watchの設定画面を見ても、これらのアプリをインストールすることができません。

リマインダーであればApple Watchで登録ができますが、Siri経由になるので、長文のメモを口頭で残そうとしても、うまくいかないことがありました。どうも安定しなくて、口頭でメモをすること自体がストレスになってしまいます。

そこで、見つけたのが「Drafts」というアプリです。Mac、iPad、iPhoneに対応しているアプリで、もちろん、Apple Watchにも対応しています。

Apple WatchでDraftsを起動するためには、iPhoneで文字盤の設定を変える必要があります。具体的には、使っている文字盤の設定画面を開き、コンプリケーションの好きなところにDraftsをセットします。わたしは「Capture」をセットしました。

これで、歩いているときにApple Watchを見て、コンプリケーションを設定したアイコンをタップすると入力画面に遷移します。自動的に音声入力が可能になっているので、そのまま口頭でメモを残します。

Apple Watchで入力したメモは、iCloud経由でiPhoneやiPad、Macと同期してくれますので、わたしは入力後の整理はiPhoneやiPad miniでやっています。Pro版にするとさまざまな外部サービスと連携ができます。

わたしはリマインダーに送ったり、メモ帳に送ったりする程度ですが、なかなかいいアプリなのでサブスクに申し込みました。良いサービスに出会ったときは必ずお金を払うようにしています。そのサービスやアプリがずっと続いてほしいからです。

ひとつだけ注意点があります。最初Draftsをインストールしたときはちゃんと日本語で音声入力ができたのですが、いろいろいじっているうちに、英語でしか入力できなくなってしまいました。iPhoneでの音声入力の言語設定を「日本語」だけにしておくと問題なく日本語が使えるようになります。

設定→一般→キーボード→音声入力言語→日本語

標準では「英語(日本語)」も選択されていますが、外してください。わたしの場合、Apple Watchの設定で言語を変えただけでは直りませんでした。

さて、これで思う存分歩き回ることができます。気分は軽く、なんだか羽が生えた気分です。

最後に今日の散歩の時の一枚を貼っておきます。以前の投稿で、萩の海は穏やかだといいましたが、そんなことはないようです。風も強く、波も荒かったです。ただ、浜辺は静かです。これは、黒岩で防波堤が設置されているからだと分かりました。訂正しておきます。

荒れる日本海。防波堤のお陰で浜辺は穏やか

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