機嫌良く暮らすためにはどうしたらよいか – ジャーナリングによる自己分析から見えたこと

コラム

わたしは、よく怖いといわれます。若いころは、フェイス・トゥ・フェイスで会っていても怖いといわれたこともありますし、最近ではWEB会議でカメラで写っている顔が怖いといわれます。

自分では怒っているつもりではないし、怖い顔をしているつもりではない、これは、地顔なんだ、真剣な顔をしているからしょうがないんだ、と思っていました。でも、いまさらですが、実はそうではないのではないかと思うようになりました。

実はわたしは常に不機嫌で、それが実際顔に出ているのではないか。自分で不機嫌なのをごまかすために、顔のせいにしているのではないか。不機嫌さを他人に振りまいて、それで自分の不機嫌さを調整しようとしているのではないか、と。

そうやって振り返って見ると、機嫌良く暮らしているときに、そんな怖い顔はしていません。機嫌の良いときでも真剣な顔をすることはありますが、怖いといわれたことはないような気がします。

では、なぜ、機嫌が悪いのでしょうか。機嫌の悪さには、いくつか理由があると思います。たとえば、体調が悪い、寝不足、心配事がある、気になることがある、気に入らないことがあるなどです。

そこでハッとしました。そのために、ブレットジャーナルのマンスリープランニングをしているのだと。

わたしは、あるYouTube動画を参考にして、ブレットジャーナルをしています。全てやっているわけではなくて、自分にとって有効ではないかと思われる部分、すなわち、フューチャーログ、マンスリーログです。

ブレットジャーナルのマンスリープランニングの日々のチェック項目は「note」、「Walking」、「No Alchol」、「No Snack」、「W Training(Weight Training)」です。これと気分の良さを示すグラフとジャーナリングの相関関係を見てみました。

びっくりするくらい相関関係が見て取れました。毎日やらなければ、ということができていないと気分は落ち込む傾向がありますが、その中でもとくに、「No Snack」が達成できていないとき、翌日の気分が凹んでいることが分かりました。

最初は睡眠時間と相関関係があるのかなと思っていたのですが、意外にそうでもありませんでした。わたしの睡眠時間はだいたい6時間から6時間半で一定です。もしかしたら、それ自体が短くて、それが日常的に不機嫌であることの理由かも知れませんが……(自分では不機嫌と思っていないので、気付いていない可能性はあります)。

また、他の項目、「note」、「Walking」、「No Alchol」、「W Training」については大きな相関関係は現れていませんでした。恐らく、どれもほぼ毎日達成できているからだと思います。

気分のグラフのでこぼこに明らかに影響を与えているのは、「No Snack」でした。確かに、最近間食が多くなっていることが気になっていました。仕事でイライラすることが増えると間食が多くなりますし、それが悪い習慣になってきます。イライラしなくても間食するようになります。

実は、もう一つ、気分のグラフと相関関係があるものが分かりました。これは、ジャーナルでは管理していないのですが、わたしは毎日自分が食べたものを「あすけん」というアプリで登録しています。また、毎朝体重を量っています。

そのデータと気分のグラフを見ていると、体重増加傾向にあるときは、気分が凹んでいることが分かりました。減少傾向のときには気分が上昇しています。

以上のことから分かるのは、わたしの機嫌の悪さは、食べてはいけない間食を食べていること、せっかくダイエットで減らした体重が増えていること、に対するストレスが原因なのではないか、ということです。

確かに、わたしはもとも自分をコントロールできていないこと、そのものにイライラする性格です。原因は分かりました。今日から、間食をしないことを習慣化することにします。こういうときに、習慣化は強い力を発揮します。

体重についてはウォーキングとウェイトトレーニングが習慣化できているので、引き続きこれを実施します。間食をしないことが習慣化すれば、自ずと減少していくでしょう。

このように、ジャーナリングをしていると、自分の生活の分析ができるようになります。それをもとに次の打ち手を決めて実行する。そのサイクルを回していくこと自体が人生をコントロールしていることに繋がるのではないでしょうか。ジャーナリングで人生が変わった、という方が結構いますが、要はそういうことなんだと思います。

最後に、上司からのアドバイスも書いておきましょう。上司と1対1のミーティングをしているときにこの話題になって、彼も同じ悩みを抱えていることを知りました。彼の対応策は、わたしとはまた違った視点でした。

それは、小物で強制的に見た目を変える、です。具体的には、髪形を変える、眼鏡を変えるということです。なるほど、と思いました。人間、なかなか自分を変えることは難しいです。しかし、小物を使って強制的に見た目を変えるというのはすぐにできることです。

さっそくわたしも真似することにしました。週末、眼鏡屋さんに行って、眼鏡を変えます。いまは、長方形の角張ったイメージがする眼鏡ですが、丸いフレームで柔らかい印象を与えるものに変えようと考えています。自分だけでなく、ほかのひとも、少しでも機嫌良く暮らせるようにできたらいいな、と思います。

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