Apple Watch Ultra 3を予約注文した。ブラックチタニウム。
9月19日、来週金曜日に届くそうだ。明日から萩なので、萩の家に届くようにしておいた
早朝散歩ジャーナリングが毎日の日課になって1年経つ。これだけ実績があれば、今後三日坊主ということはないだろうし、少なくとも机の中に仕舞い込むこともあるまい。
何よりこれは、今月誕生日を迎えて還暦になる自分へのご褒美でもある。
60年という感慨は無いし、還暦のお祝いをするつもりもない。しかし、振り返ってみると決して楽な道のりでは無かった。
特にこの10年は東京から大分、福岡、そしてまた東京に戻り、再び福岡へという、住む場所が点々とした時期だった。
人生の危機と言えるようなことも体験した。しかし、その度に、いろいろな人たちの助けがあって、何とかここまでやって来れた。
気付くと、もう残りの人生を意識する歳だった。過ぎてみると早かった。正直、若い頃のことが走馬灯のように蘇ってくる。
しかし、これで人生が終わるわけではない。感慨に耽るのも誕生日までとしたい。
私はむしろ、ここからどう生きるかが、人生を決めると思っている。
今まで、多くの先輩が晩節を汚す様子を見ることもった。彼らは汚そうとして汚したわけでは無かろう。彼らなりに足掻き、何かを成そうとして足を踏み外したのかも知れない。
では、それを恐れてじっと部屋に閉じこもるのか? 頭を低くして時が過ぎ去り黒衣を纏った白骨の男が迎えに来るのを待つのか?
否である。
今までは周りに助けられて知識や経験を積み上げて来れた。これからは、その蓄積されたものを使って何を生み出すかが問われる。
その過程で晩節を汚し、道を踏み外すこともあるかも知れない。それでも良い。何もしないよりマシだ。それも含めて私の人生だ。
歩むのを止めはしない。夢を諦めはしない。最期のその瞬間まで、足掻いて、もがいて、全てを出し尽くしてその時を迎えたい。
中途半端に中身が残ったラミネートチューブの歯磨き粉みたいなまねはしたくない。
金属のチューブ。チタニウムのチューブが良い。そして、今際の際には首元までしっかりと折り畳まれたチタニウムチューブでありたい。