6時前に、自然に目が覚めました。
よく寝た〜! 萩の第1日、快晴。寒い朝です。さっそく、散歩に行ってきました。
この散歩が毎朝やりたくて、萩に来たようなものです。
まず、海に向かいます。ちょうど朝陽が低い山々から顔をのぞかせようとしていました。風冷たく、日本海の波も荒いです。

日本海の青って、深い碧なんですね。わたしの知っている海は、瀬戸内海なので、よほど荒れない限りいつものんびり午睡をしているように穏やかです。
それに比べて、日本海の荒々しいこと。もちろん、福岡も日本海に面していて、玄界灘の荒々しさは知っているのですが、いつも目に触れるわけではないので、とりわけ今日の日本海は印象的でした。
海から萩城址へ向かって、海にぽこんと突き出た小さな半島を右手に見ながら歩いていきます。お城跡の桜は7分咲き、といったところでしょうか。気温が低いので、もう一週間くらいは見ごろが続くのではないでしょうか。

そこから城下町へ入っていきます。上士が住んでいたエリアは白壁が美しいです。ほとんどが平屋なので、そらが広いのが良い。歩いていると吸い込まれそうになります。
夏みかんがたわわに実っています。夏みかんって、冬に実がなって、熟するのを待って夏に収穫するから夏みかんっていうらしいですね。
わたしの祖母方の家はみかん農家だったのに、そんなことも知りませんでした。夏になるみかんだから、夏みかんっていうのかと思っていました。
川に沿った大きな道を越えると、商人たちの町です。かつての豪商の家やお寺、医院などが並んでいます。
今日歩いていて気付いたのですが、萩の町は大阪や京都とおなじで、縦横碁盤目の町になっているんですね。とても道が分かりやすく、整然として美しいです。
しばらく歩くと、商店街です。海から町の中心に向かうにつれて、江戸時代から現代へ、歩いて旅をしているようです。
早朝なので店みせはあいていませんでしたが、看板を見るとちょっと珍しい感じのバーなどがあって、夜また散策したいところです。
夜散策したいと言えば、この商店街の突き当たりの道路を左に折れ、ちょっと行った裏通りに入ると、なんとも昭和チックなスナックや居酒屋が並んでいるとおりがありました。こここそ、夜来てみたいですね。
そのまま折り返すようにして海の方に、家へ向かいます。
今日は田中義一の銅像にしか挨拶できなかったです。次回は、高杉晋作や桂小五郎など幕末明治の志士たちにも挨拶をしなければ。
さぁ、今日も頑張って参りましょう!
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