萩で働くという選択 — 城下町でのリモートワーク体験

コラム

萩の家には光回線を引いていません。常に滞在しているわけではないので、コストパフォーマンスが悪く、ahamoのギガ盛りプランでテザリングしています。

とはいえ、ゴールデンウィークにPS5版のモンスターハンターをテザリングでダウンロードするという暴挙に出たため、ギガの残量が心もとない状況です。そんなときに便利なのが、明倫学舎4号館にあるコワーキングスペースです。

これは萩市が提供しているインフラで、各席に電源と高速Wi-Fiが完備された共有オープンスペース。利用者同士がときにアイデアや情報を交換できる、そんな開かれたオフィス環境になっています。

利用時間は9時から21時まで。料金は1時間200円。たとえば9時から18時まで利用しても、わずか1,800円です。福岡などと比べても、やはり安い。

実際に使ってみると、机も椅子も座り心地がよく、Wi-Fiも快適。Web会議用の防音ブースも2つあり、重要な会議がある場合は事前にネット予約がおすすめです。

この日は9時から12時まで仕事をして、昼食は近くの「うどんのどんどん」本店で。肉きつねうどんをいただきました。普段は行列の絶えないお店ですが、昨日は珍しく空いていてラッキーでした。

12時半から打ち合わせが入っていたため、さっと食べ終えてコワーキングスペースに戻ります。打ち合わせは15時まで続き、18時までそのまま仕事をするかどうか迷いましたが、夕食の買い出しも考慮して、18時からの会議は家から参加することに。

今回、萩でのリモートワークが可能かどうかを試してみましたが、全く問題なし。仮にコワーキングスペースが使えなくても、テザリングで十分です。もう、PS5のゲームをダウンロードしたりはしませんが。

最近は出社を求める企業も増えつつありますし、わたし自身もお客様先を訪問することが増えました。とはいえ、月に一度、リモート専用の週を設けて萩で働くという選択肢は、これからも持っておきたいと感じました。

なにより、この静かで落ち着いた城下町の環境は、集中力を高め、生産性を上げてくれます。疲れたら少し散歩してリフレッシュもできる。これは精神衛生的にもとても良いです。

もちろん、仕事だけでなく執筆も進みます。歴史の積み重ねを肌で感じることのできるこの環境は、思索にも向いています。深く、じっくり考えることは、都会ではなかなか難しいです。

このアドバンテージを、これからも積極的に活かしていきたいと思います。

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