iPad mini 7で何をやっているかは、今までも何度か書いてきた。試行錯誤もあったし、紆余曲折があった。
しかし最近では、物書きにとってもiPad miniが完全なソリューションであることを実感しているので、それについて書こうと思う。
まず、iPad miniは電子書籍を読むために最適である。
物を書くためには読まなければならない。読む量が文章のアウトプットの質に直結する。読まないと中身が枯渇することはもちろん、文法や文体も劣化する。
特に老眼になってから、文字の大きさを自由に変えられる電子書籍のありがたさが身に沁みる。
次にアイデアの整理。アイデアは机の上で生まれることはあまりない。私の場合、最も多いのは散歩中だ。散歩中のアイデアはApple Watchと音声入力で、純正メモに残している。
そのアイデアを整理するのにiPad miniを使っている。家ではテレビや相方のゲームプレイを観ながらリビングで整理することが多い。外にいるときも、ちょっとした隙間時間を見つけて、スタバや新幹線の中で整理している。
実際の執筆も、最近ではリビングでiPad miniを使うことが増えている。小説の執筆は流石に机についてMacで書くことが多いが、エッセイなど短い文章はリビングやベッドの中で書いている。
この文章もリビングで相方のナイトレインのプレイを横目で観ながら書いている。
私の入力方法は最近は左手フリック入力だ。右手が空くので何かと便利である。
ふと思いついた疑問やテレビを観ていて調べたいと思ったことはClaudeに訊くことが多い。執筆と関係のない調べ物はほとんどiPad miniでやっている。
物書堂さんの辞書で調べものをすることも多い。
SNSは、私はYouTubeとnoteしかやっていない。いずれもiPad miniで観たり読んだりしている。
日経新聞もiPad miniで読んでいる。紙の新聞は購読していない。
私は、縦でiPad miniを使っている。横にすることは、ほとんどない。これは縦の方が上記の運用をするのに合っているからだ。
本を読むにしても、フリック入力で書くにしても、縦が持ちやすく、使いやすい。
iPad miniは手軽さが一番だ。なので、ケースに入れていない。裸のiPad miniに手書き用の保護シートを貼って、MOFTのホルダーを付けているだけだ。
Apple PencilはDripさんのペンホルダーを使っている。
このシンプルで軽い構成が、iPad miniには一番だ。
物を書くのは机の上だけではない。いつでも、どこでも、パッと仕舞って、パッと出して書ける。これがとても気持ち良い。ようやく私のiPad miniは、私にとってホンモノの電脳パンツになった、と言えるのではないだろうか。

コメント