毎朝のウォーキングはサボっても、毎日のnote執筆はいまのところ続いています。ウォーキングも習慣化しているのですが、前日ちょっと飲み過ぎたりとか、体調が悪いときはどうしても休まなければならないことになります。
しかし、note執筆だけはどんなに体調が悪くても、気が乗らなくても、続けるようにしています。そのための工夫をいくつか書いておきます。
まず、アイディア出しが最も大事で、常にウェイティングリストに並んでいるようにしておく必要があります。これが枯渇すると、当日頭を悩ませることになります。わたしは、アイディア出しは、おおきく2つに分けて行っています。
ひとつは、日常的に思いついたら、頭にフッと浮かんできたら、サッとメモをするということです。こういうときに役に立つのはiPhoneです。iPhone 16eにしてから、ほぼ肌身離さず持っているので、メモ帳やペンを出すよりも取り出すのは速いです。
使っているアプリは純正のメモアプリです。クイックメモをアクションボタンで起動するようにしています。アイディアが出てきたら、アクションボタン長押しでクイックメモを起動して、さっとメモします。
周りにひとがいないときは、クリップアイコンから「オーディオを録音」で口述します。アイディアの元が風景や資料などであれば「写真またはビデオを撮る」や「書類をスキャン」を使います。純正メモアプリはApple Intelligenceでかなり強化されましたので、是非使ってみてください。
もうひとつは、毎週土曜日、比較的時間と気持ちの余裕のあるときに、ブレインストーミング形式でアイディア出しをします。以前は13.9インチiPad Proのフリーボードを使っていましたが、いまは紙のMDノートA4版に書いています。
思いつくままに単語や、文章を書き込みます。連想が発想を呼び、気付きや学びが出てきます。仕事のこともあれば、プライベートのこともあります。ある意味では、ジャーナリングを図式化しているのようなイメージです。この中からアイディアを拾い出し、クイックメモにメモします。
このプロセスのときに、毎日書いているジャーナルを読み返すこともあります。ジャーナルの中にアイディアのヒントが潜んでいることも少なくありません。
毎日、noteの原稿を書くときは、まず上記のようにして溜まっていったクイックメモを見直すことから始めます。今日の気分、今の気分にあったメモをいくつか選んで、メモにそのアイディアに対して思いついたことを追記します。
追記しながら、頭の中に構想を描きます。あ、これはいけるな、と思ったものを選びます。ここは感覚、勘といってもよいです。わたしはこの感覚を大事にしています。ここでフィーリングに合ったものが選べないと、なかなか書き進めないことが多いからです。
テーマと構想が決まったら、実際に執筆です。以前は下書きをいきなりWordPressに書いていましたが、いまはMacで書くときはstoneというアプリで書いています。またiPad miniやiPhoneで書くときは、iTextPadというアプリを使っています。
下書きが終わったら、Claudeに最初の校正してもらいます。抜け漏れや、文章としておかしいところ、構成についてのアイディアなどをもらいます。納得できないことは必ず反論するようにしています。そうやって始まる議論の中で新しい気付きが得られます。
お互いに合意ができたら、清書です。わたしはAIは、こうやって何度かやり取りをして議論することに意味があると思っています。AIのいうことを鵜呑みにするのではなく、反論し、追加の情報を与え、人間の相棒と一緒にチームとして文章を完成させる。そういう使い方が良いのではないかと考えています。
清書が終わって、最終的な校正は自分でやります。基本的に言い回しや表現はAIには任せません。自分なりの筆致や癖というものを大事にしたいと思っているからです。それがわたしの文章であることの証拠であり、意味でもあると思います。
完成したら、WordPressとnoteにテキストをコピペします。Canvaでタイトルイラストを更新して、アイキャッチにします。最終的なチェックはiPhoneでするようにしています。iPhoneで読む方が多いと思うので、段落の数とか、読みやすさとかは、iPhoneで確認した方がよいです。
以上がわたしのnoteを毎日書くためのノウハウ、ルーティンです。一番大事なのは、やはりアイディアを溜めておくことだと思います。ここが常に10個くらいないと不安になります。アイディア、つまりテーマといってもよいのですが、これが決まればあとは勢いに任せて、自分の感性で文章を書くだけです。
何かの参考になれば幸いです。
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