リモートワークという選択 —— オフィスに戻れない理由

コラム

今日は、東京から上司が二人来福するので、久しぶりにオフィスに出社します。

梅雨が明けてからは猛暑が続き、早朝の散歩以外は外に出ず、仕事もリモート中心でした。

オフィスに行くこと自体にはまったく抵抗はありません。毎日出社しても構わないとすら思っています。

ただ、問題は「お客様とのウェブ会議」です。

うちのオフィスは会議室の数が限られていて、いつも埋まっています。しかも、周囲では他の社員がウェブ会議で大声を出していて、その声をマイクが拾ってしまいます。

そんな状況で、お客様に失礼のない対応をするのは、正直、難しいのです。

なかには、周囲の迷惑をまったく顧みずに、大声で商談を進める営業もいます。

こちらが集中して作業をしたくても、雑音で思考がかき乱され、生産性は著しく落ちます。

会社としては「週に3日の出社」が推奨されていますが、私はほとんど毎日、お客様とのウェブ会議があります。

そのため、やむなく自宅で仕事をする日が多くなってしまいます。

この問題、実は深刻です。

今は福岡ではまだ出社状況のチェックがありませんが、東京など他の拠点ではすでに始まっています。

私としては、これから「萩でのリモートワーク」も少しずつ増やしていきたいと思っています。

だからこそ、出社チェックが全国展開された時が、今の会社の“辞めどき”かもしれない——そんなことを、ふと考えました。

リモートワークの方が勤務時間は長いし、決してサボっているわけでもない。

むしろ、集中できるぶん、生産性はオフィス以上だと感じることも多いです。

とはいえ、グローバル企業というのは、いつだってトップダウン。

その日が来たときに、迷わず動けるように。今から少しずつ、準備をしておこうと思います。

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