デイリープランの運用方法

コラム

先日デジタルとアナログの使い分けについて書きました。そこで、アイディア出しと下書きはアナログ、アウトプット、清書はデジタルと定義しました。

実は、このルールの例外があります。それは、アイディア出しでもアウトプットでもない、日々の活動についてです。

日々の活動として私が管理しなければならないと思っているのは、ジャーナル、スケジュール、タスク、議事録です。

これらは毎日やることをプランし、実行していくためのものです。ですので、アウトプットに近いですが、ジャーナルは頭の中にあるものを吐き出すという意味ではアイディア出しに近いです。

私はこれら1日単位で完結するものはアナログで管理しています。人と共有する必要もありませんし、1日の終わりには無用のものとなり、将来再利用するものではないからです。

これらを管理するために使っているのはモレスキンのラージサイズです。基本的に見開き2ページで1日分として使います。

左ページにはジャーナルを書いていきます。1日に1ページ分書くようにしています。

右ページには、上半分はスケジュール、下半分はタスクです。色々書き込まずに、内容を思い出せる程度のタイトルやキーワードだけでシンプルにしています。今日の出来事ですから変更はあまりありませんし、追記することも稀ですが、万が一あれば、ポストイットに記載して貼り付けます。

タスクも基本は書き込みますが、今日中に終わらない可能性があるタスクはポストイットにして、明日以降に貼り直すことができるようにしています。

先日書いた通り、スケジュールやタスクはデジタルで管理していますが、それだけだと何故か見落としたり漏れが発生してしまいます。そこで、今日の予定、今日やるべきことはアナログで全て書き出すことにしているわけです。そうすることによって、抜け漏れがぐっと減りました。

人間の頭は、というか私の頭は、どうもデジタルに対しては全体を把握するとか雰囲気を読むということをやらないようです。うまく言えませんが、情報が断片的になるというか、相互の関連性が掴みにくくなります。

不思議なことに、これをアナログにすると全体と相互の関連性が頭の中にイメージできるのです。アナログだと行間が頭の中に自動的に構築される感じです。

もし、あなたがデジタルだけでスケジュールやタスクを管理していて、なんだ抜け漏れが出るなぁと感じておられるようでしたら、是非日々の行動の管理をアナログにしてみてください。ちょっと違う世界が垣間見えるかも知れません。

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