日々の仕事や生活に追われる中、自分が好きなことをする時間を確保するのはなかなか難しい時代になりました。
私の場合、油断していると仕事ばかりしてしまうので(仕事が好きなので…)、それとは別に好きなことをする時間を創り出す必要があります。
最近私がやっていることをひとつ紹介しますと、健康のためのウォーキングと読書を一緒にやってしまうことです。
元々私はアウトドア派ではないので、放っておくと一日中家の中に居たりしてしまいます。そのため、朝起きたら近所の公園を一時間ほど散歩することにしています。
しかし、その朝の一時間がどうにももったいないような気がしてなりません。
朝の一時間は黄金の一時間で、頭が冴えているせいか、何をやるにしても非常に生産性が高いのです。どちらかというと、知的生産のために使いたい。
最初はオーディブルで朗読された本を聴きながら歩くこともやってみました。しかし、圧倒的に本の種類が少ないですし、必ずしも読みたい本がオーディブル化されているとは限りません。
また、オーディブルを聴きながら歩くとそちらに気が取られるせいか、他の人とぶつかりそうになることや(朝の時間帯は結構走っている人や犬の散歩をしている人が多いのです)、蹴つまずくこともありました。
そこで、家の近所にある24時間営業しているジムに行ってみることにしました。ランニングマシーンで歩きながら、本を読むのです。
しかし、これもちょっと問題がありました。iPad miniを前方に設置されているパネル台に置いてKindleアプリを開いて歩きながら本を読むことはできます。ただ、ページをめくるのが結構面倒くさいのです。
いろいろ情報を集めた結果、ひとつ良い方法を見つけました。それは、iPadの機能で「読み上げコンテンツ」を使うことです。
iPadの「設定」から「アクセシビリティ」を選び、「読み上げコンテンツ」をタップします。
「画面の読み上げ」をオンにして、「読み上げコントローラ」をタップします。
「コントローラを表示」をオンにします。
こうすると、画面に小さい丸い形をしたコントローラが表示されるようになります。Kindleアプリを立ち上げているときにこのコントローラをタップし、再生開始ボタンをタップします。
そうすると、今表示されている本の内容を読み上げてくれます。正直、読み上げの精度はイマイチなのでオーディブルの代わりにはならないのですが、何が便利って、表示されているページが終わると、自動的にページめくりをしてくれるのです。
読み上げてくれる声に合わせて文章を読みます。私はほとんど音声を聴いていませんが、本を読むリズムを取るために使っています。そして、ページは自動的にめくられていく。
無茶苦茶便利です。これでウォーキングしながら、歩くことにも気を配りながら本を読むことにも集中できます。
ランニングマシーンでスピードを落として歩いているので、それなりに気を付けていれば、危険は無いです。
外を歩くのは確かに気持ちの良いことなのですが、毎日一時間も歩いていると、結構周りを歩く人、走っている人が気になります。別に競っているわけではないのですが、追い抜かれるとちょっとイラッとすることもありますし、必ずしも精神衛生上良いわけではないのですよね。
ジムであれば雨が降ろうが、カンカン照りであろうが、毎日自分のペースで歩くことができますし、何よりも好きな読書をしながら歩くので、運動が苦になりません。
ジムのお金はかかりますが、まぁ、月に数千円。毎日300円のコーヒーを飲めば30日で9,000円なわけですから、それを我慢すると思えば、メリットの方が大きいと思います。
もちろん、気候が良くなったら、のんびり公園を散歩するのは時々やろうと思います。それはそれで、気分転換に必要でしょうね。
最近では、RIZAPやchocoZAPも増えてきましたし、街中をよく探してみると、ちょっとした街角に24時間営業のジムもあったりします。お近くにジムのある方は、是非お試しいただければ。オススメです。
コメント