アナデジタルは順調です。しかし、純粋なアナログの味もなかなか捨てがたいものです。今回わたしが見つけてしまった組合せは、手帳のPLOTTERとMDノートです。まずは、その佇まいをご覧ください。

PLOTTERリスシオA5版です。ちなみに、万年筆はPARKER IMバーガンディです(わたしは店舗で買いました)。
本来であれば、PLOTTERシリーズはリフィルがあって、それをバインダーで挟んで使うものなのですが、どうもあのリフィルが気に入らなくて、お蔵入りになっていました。ボールペンで書くにしても、万年筆で書くにしても、紙がひ弱すぎて、長期間の使用に耐えないような印象があって、なんとなくごりごり書き込む気にならないのです。
一方で、わたしが好きなノートはミドリのMDノート(A5 方眼罫)です。モレスキンも好きですが、紙質ではMDノートの方が数段上です。

このノートはさすがミドリだけあって、紙質が最高です。とにかく万年筆のインクの乗りがよいです。PARKERでも、MONTBLANCでも、どんな万年筆のインクでも合います。そこで、その両者を合体させたのがこれ。

リスシオはバインダーなのでMDノートをセットできないとお思いかもしれませんが、そこはアイディアです。トラベラーズノートの結束バンドを使いました。
結束バンド2本をリスシオの背骨のところにまわして、それぞれMDノートの表紙と裏表紙に通して連結します。
アナデジタルに挑戦しているものの、やはり紙や万年筆の手触りも忘れがたい……。すべてデジタルにしてしまうのもなんとなく心さびしい。そんなわたしと同じ感慨を持つ方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
iPad miniとApple Pencil Proによるアナデジタルはプランニングに、PLOTTERとMDノートの組合せは、ジャーナリングと議事メモに使っています。ちょっと悩んでいるのはジャーナリング。ジャーナリングはアナデジタルの方が相性が良いような気もしています。このあたりは、もう少しPoCを進めてから決めようと思っています。