わたしも長らく(おそらく30年以上)パソコンの沼を彷徨ってきましたが、還暦を前にして、ようやく自分の身の丈にあったパソコンというか、コンピューターの使い方が定まってきました。結論から申し上げると、仕事はMacBook Pro、プライベートはiPad、という形になります。
仕事がMacBook Proなのは、会社貸与のパソコンがMacBook Proだからです。わたしの仕事はクラウドアプリケーションのプリセールスで、お客様にデモンストレーションを作って見せる必要があります。そのことのみのために使っているといってよいです。このアプリケーションはもちろんiPhoneやiPadにも対応しているのですが、お客様側の環境がまだまだパソコンであることが多いのです。
デモンストレーション以外の仕事は、実はほとんどSlackでやっていて、iPhoneだけでできちゃったりします。なので、そのうちAIがデモンストレーションを作ってくれるようになれば、もう仕事の方もiPadに移行できるのではないかと考えています。
プライベートは、noteなどの執筆活動を含めて、すべてiPadだけで完結しています。わたしの用途は下記のとおりです。
- 読書
- 動画視聴(YouTubeやプライムビデオ)
- ポッドキャスト視聴
- 動画、ポッドキャスト作成
- noteなど執筆
- イラスト作成
- AI(Claude)
- 健康管理(体重、血圧、運動、睡眠)
- ブレスト、アイディア出し
- ジャーナリング
- メモ、日々のログ
これらのことをやるのに、MacBook Pro、要らないです。全部iPadでできます。書斎にいるときは、これらはiPad Proでやっています。書斎以外の場所では、iPad miniでできます。iPad Proでできることは、iPad miniでもできるんですよね。たぶん、唯一できないのは、外部モニターを接続してステージマネージャを使うことだけではないでしょうか。
この記事のタイトルは、「MacBook ProとiPadの使い分け」になっていますが、実は、ほとんどすべてのプライベートのタスク(仕事のタスクもほとんど)がiPadだけでできてしまうのです。プログラミングをしている人とか、一部の人を除くと、わたしのような普通の生活を送っているひとであれば、iPadだけで十分なんじゃないでしょうか。
やっとこういう時代になった、電脳パンツが実用化される時代になったのだと感慨深いです。20代のころ、HP200LXでぽちぽちと執筆していたり、スプレッドシートを使っていたり、ニフティサーブでパソコン通信をしたり、いつか来るであろう未来に思いを馳せていたことが懐かしく思い出されます。
iPad、最高!